インベントリ境界
Updated:
December 6, 2024
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企業はGHG排出量の算定を始める前に、「インベントリ境界」を設定し、算定・報告に関連があるものとないものとを分ける必要があります。
境界の設定とは、鉛筆を手に取り、企業のさまざまな要素のうち排出量報告に含める必要のある部分だけを丸で囲み、それ以外の部分は除外するといった感じの作業です。
企業のインベントリ境界は、組織境界と活動境界という2つの要素で構成されます。
これには、GHG排出量を連結し、どの施設または事業をGHG排出量算定に含めるかを決定するアプローチが含まれます。
組織境界が決まったら、次に活動境界を定めます。
活動境界は、組織境界に含まれる施設や資産について、具体的にどの排出源を算定に含めるべきかを決定するものです。
インベントリ境界については、後のモジュールで詳しく解説します。