炭素削減目標の作成と進捗管理はここまでシンプル・簡単になります

パーセフォニの”気候変動モデリング”
筆者:Richard Tso
2022年6月14日1 min read
2022年8月8日 16:53更新
2022年6月14日更新: 2022年8月8日 16:531 min read

現在、世界の3,000社以上の企業がSBT(科学と整合した目標設定)に基づく目標や、独自の排出量削減目標を掲げています。また、”フォーチュン・グローバル500社”の30%以上の企業が、温室効果ガス排出量削減に対して何らかの公約を発表しています。

このような世界的な流れは、私のような”サステナオタク”にとって個人的に嬉しい傾向です。それと同時に、企業が投資家や規制当局からの圧力にさらされているという一般的事実も反映しています。圧力というのは具体的には、企業活動によって生じる温室効果ガス排出量の削減促進を意味します。気候情報の開示規制が本格化する中、各企業は目前に迫った大きな変化に対応しようとしています。

ハーバード・ビジネス・レビューの記事によると、現在、S&P500に属する企業の約90%が、ESG(環境・社会・ガバナンス)関連の何らかの報告業務を行なっています。そして、その中のほとんどに含まれているのが自社の温室効果ガス排出量の(推定値)報告です。

一方で、排出量算出・報告の次の段階である、削減目標の設定と進捗管理に関しては、本格的に行なっている企業はまだまだ多くない現状です。というのも、目標設定・進捗管理の業務は、とても時間がかかり、マニュアルで行わざるをえず、しかも、多くの場合、確実性を欠いた作業にならざるを得ないというのがこれまでの常識でした。

この度パーセフォニは、目標設定・進捗管理の手間や複雑さを一気に解消するツールとして、”気候変動モデリング(CTM)”をローンチします。

”気候変動モデリング”はパーセフォニ プラットフォームのデフォルトの気候管理機能へのアドオンモジュールとなります。企業(または投融資ポートフォリオ)が、SBTi(科学と整合した目標設定)に準拠した形で、または、カスタムでの目標設定を、シンプルに行うことができる便利なツールです。

(プラットフォーム言語は日・英の切り替え可能です)

"気候変動モデリング"の利用フロー

  1. 様々な条件を入力し、複数の目標シナリオを作成(自社用・ポートフォリオ用、両方可)

  2. 複数の目標シナリオを比較・検討(シュミレーション)

  3. 自社(または投融資先ポートフォリオ)の状況に最も合う目標シナリオを確定

  4. 目標シナリオのシュミレーション(グラフなど)を元に、目標達成への進捗管理。同様に、自社の排出量としてカウントされる投融資活動から生じる排出量の測定・管理も可能。

2010年から2021年にかけて、フォーチュン・グローバル500社の中で、温室効果ガス削減に関する目標等を公表している企業数は23倍に増えました。しかし、このような現象の裏側で、削減目標設定や進捗管理は、相変わらず複雑で時間がかる作業であるという一般的な常識は変わっていません。

パーセフォニは、削減目標をすでに設定している企業、または、これから設定する企業から、以下のようなコメントをよく頂きます。

効果的な目標設定の方法がわからない

目標への進捗をどのように管理するのか?

目標達成に向けて今すべきことがわからない

排出量算出に必要な活動データを特定、収集し、算出(報告)までできた企業が次に進む道は、自社のビジネス戦略に最も適した削減目標の設定、そして、その目標に沿った継続的な進捗管理の実施です。

以下は、企業の脱炭素化へのステップを6段階で表したチャートになります。

(プラットフォーム言語は日・英の切り替え可能です)

パーセフォニの気候変動モデリングを利用すれば、SBTi(科学的根拠に基づく目標)に準拠した、またはカスタム目標に準じた目標設定(シュミレーション)が簡単に行えます。

目標をグラフで見える化することで、達成への軌道や、投融資取引が自社の排出量に与える影響が視覚的・直観的に把握できるようになります。

”サステナオタク”である私は、今後数年のうちに、温室効果ガス削減目標を公的に掲げる企業の数が3,000社を大きく上回ることを渇望しています。

”気候変動モデリング”のより詳しい解説は以下でご確認ください。 https://www.persefoni.com/product/climate-trajectory

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パーセフォニは、気候変動管理・会計プラットフォーム(CMAP)のリーディングカンパニーです。当社のSaaS型ソリューションを利用することにより、企業や金融機関は、ステークホルダーや規制当局が求める気候変動に関する情報開示業務を、高い信頼性、透明性、利便性をもって行うことができます。パーセフォニのプラットフォームは、「炭素分野のERP」ともいえます。炭素管理の一元化を実現し、企業は従来の経理業務と同様の厳密さと信頼性をもって、炭素会計・管理業務を進めることができます。