パーセフォニが次世代炭素会計プラットフォーム「CMAP2.0」をローンチへ

Richard Tso
Erin Noonan
Mili Patel
筆者:Mili Patel, Erin Noonan and Richard Tso
2022年9月30日1 min read
2022年11月22日 11:21更新
2022年9月30日更新: 2022年11月22日 11:211 min read

正直に申し上げて、炭素会計は複雑で面倒臭いです。 

まず、多岐に及ぶデータを選別し、収集するところから始める必要があります。その後、それらの排出源データをスプレッドシートに入力し、データごとの算出を行わなければならない。すごく時間がかかり、その工程もとても複雑です。  そもそも、自社の炭素会計に関係のある排出源データを見分けること、スコープ1、2、3という概念に沿って排出量の算出をするには、ハイレベルな専門知識が必要となるのです。 

上記のようなペインポイントをすっきり解消すべく、業界のリーディングカンパニーであるパーセフォニは、気候管理・炭素会計プラットフォーム(CMAP)2.0ヴァージョンをリリースします。「パーセフォニ CMAP2.0」は、パーセフォニの次世代プラットフォームとなり、従来型プラットフォームに比べて、操作性、機能性、そして信頼性が飛躍的に向上しています。 

パーセフォニ CMAP2.0で、炭素会計がもっとシンプルに

*プラットフォームは英語と日本語の切り替えが可能です。

「計測できないものは管理できない」という古い格言がありますが、サステナビリティの分野でもそれは真実です。 つまり、効果的な脱炭素戦略を打ち出すには、まず炭素会計を行うことが不可欠だということです。 そして、企業や金融機関にとって炭素会計のプロセスは、シンプルであればある方がいい。なぜなら、その分の人材(労力)や、時間・コストを、温室効果ガス排出量の削減という最も大切な部分に注げるようになるからです。

パーセフォニは過去2年間、温室効果ガスの算出・管理・報告ソフトウェアの業界リーダーとして、お客様や気候変動対策の専門家の声に真摯に耳を傾けながら、今回の次世代プラットフォームの開発に尽力してきました。 そして今回、まったく新しいオンボーディング体験と、高性能分析機能を備えたプラットフォームが完成し、お客様の炭素会計をこれまで以上の信頼感を持ってサポートできるようになりました。パーセフォニは、お客様の脱炭素化への道をシンプルにします。 

パーセフォニ CMAP2.0の特徴:

  • ユーザーだけでなく、サプライヤーも巻き込んだ炭素会計が可能に。設定や操作が更にシンプルに。また、排出量の詳細分析機能だけでなく、削減シミュレーション機能も搭載。

  • サプライヤーに対してデータリクエストできる機能を搭載。自社の温室効果ガス排出量をより包括的に管理することが可能に。

  • 自社で現在利用しているソフトウェアとパーセフォニとのデータ連携が容易に。データアップロードなどの手間を一気に削減。

パーセフォニのCMAP2.0を利用すれば、企業や金融機関のサステナビリティ室長、ESGマネージャー、またはサステナビリティ・アナリストなどが管理者となり、データ収集や、スコープごと施設ごとの排出量可視化・分析を効率的・効果的に進めることができます。

プラットフォームに搭載されている数々の新機能は、お客様の作業効率化、時間削減、そしてお客様の役に立つ分析データの生成を目的に開発されました。 CMAP2.0は、炭素会計の概念を覆すまったく新しいプラットフォームといえます。 パーセフォニは炭素会計をもっとシンプルにしていきます。 

パーセフォニ CMAP2.0の概要:

炭素会計ソフトウェアは、財務会計ソフトウェアと同じように使い勝手がよくなければいけない、パーセフォニはそう考えました。それが結局、ユーザーの効果的な脱炭素化につながるからです。その信念のもと、データアップロードから可視化、目標作成、削減管理に至るまで、まったく新しいユーザーエクスペリエンスを実現したのがパーセフォニCMAP2.0です。

まずプラットフォームを立ち上げると、ユーザーは簡単なアンケート形式の質問に答えることになります。炭素会計を進めていく基礎を自動設定するためです。  ユーザーの回答に基づいて、新たなアンケートが生成されます。それに答えると今度は、ユーザーが炭素会計を行いたい範囲のデータを管理するチェックリストが自動生成されます(『初期設定』機能)。

その後、データのアップロード作業をプラットフォーム上で社内担当者にアサインすることができます(『排出量の算出』機能)。

データがプラットフォームにアップロードされれば、排出量算出が自動で行われ、スコープ1, 2, 3に沿った形で詳細を可視化できます(『排出量の可視化』機能

そして、算出データをもとに、目標シナリオの作成や削減プランの作成も簡単に作成することができます(『削減シミュレーション』機能)。 

それぞれの機能の詳細を以下にご紹介します。

データの詳細分析:『排出量の可視化』機能

データ情報は力です。データを活用することで、効果的な意思決定が可能になるからです

CMAP2.0を利用すれば、過去の排出量の傾向や、スコープごと、施設ごとの排出量の内訳を容易に可視化できます。 また、”排出量が特に高い排出源”など、高度な分析結果も簡単に手に入ります。そして、自社の温室効果ガス排出量を様々な開示フレームワークに沿った形でアウトプットすることも可能です。投資家やその他ステークホルダーへの説明責任を十分果たすことができるでしょう。 

『排出量の可視化』機能の特徴

  • 様々な種類のグラフやダッシュボードを通じて、温室効果ガス排出量を可視化・分析。対策を打つべき排出量の多い分野も明確に。

  • 排出量を時系列で表示し、傾向を把握。

  • ベンチマークした企業や業界平均との比較や、業界内における自社排出量の立ち位置も表示。

カーボンニュートラル目標・モデルパスウェイを作成:『削減シミュレーション』機能

企業・金融機関が、温室効果ガス削減目標を公表した次にすべきことは何でしょうか?

それは、”現状の可視化・把握”です。そして、その排出量データをもとに、効果的な削減プランを作成することになります。

ここでよく聞かれる質問は、
どのようにして脱炭素化プランを作成すればいいのだろう?」
「どのスコープやカテゴリの排出量を削減すれば、効率的に目標に近づけるだろう?」
などです。

これらの質問に対する画一的な答えはありません。なぜなら、すべての脱炭素プランは個別で対応すべきだからです。しかし、CMAP2.0があれば、自社の事業形態、現状の排出量などを踏まえた(シミュレーション)データをユーザーは手に入れることができ、効果的な脱炭素プラン作成に役立てられます。 

CMAP2.0が搭載している削減のシミュレーション機能は、組織の効果的な脱炭素プラン立案に不可欠なツールとなるでしょう。 スコープごと、施設ごとの削減量を簡単にシミュレーションすることで、組織の脱炭素化に向けて具体的で確実な一歩を踏み出すことができるようになります。

『削減シミュレーション』機能の特徴:

  • 高性能シミュレーション機能で、スコープ1, 2, 3(すべてのカテゴリ)ごと、施設ごとの削減シミュレーションが可能。

  • 削減目標の作成と進捗管理。

  • 目標達成に向けた具体的な削減アクションを明確化。

炭素会計が一気にシンプルに:『排出量の算出』機能

温室効果ガス排出量の算出は、データを収集しないことには始まりません。

しかし、炭素会計全般のプロセスの中でも、一番時間がかかるのがデータ収集だといわれています。

「自社の排出量算出に必要な排出源データはどうやったらわかるのだろう?」
「スコープ3カテゴリ5の”事業廃棄物からの排出”を算出するにはどんなデータが必要なのだろう?」
「社内の誰に聞けばそのデータがもらえるのだろう?」

これらの質問を一つ一つ解決していくのは、一筋縄ではいきません。

そんな中、自社の炭素会計に必要な排出源データ自動選別機能と、データ収集管理機能を装備しているCMAP2.0を利用すれば、組織の排出量の算出、ひいては、組織の脱炭素化に向けて、一歩も二歩も前進したことになります。  

『排出量の算出』機能の特徴」:

  • 自社の炭素会計に必要な排出源データのレコメン機能

  • データ収集プロセスを一元管理で簡素化

  • 排出源データ収集作業をタスク化し、そのタスクを期限付きで担当者に割り当てる機能

パーセフォニで炭素会計をもっとシンプルに

私たちは、次世代炭素会計プラットフォームであるパーセフォニ CMAP2.0をみなさんにご紹介できることをとても嬉しく思っています。

パーセフォニの目標は、炭素会計を、最初から終わりまでできるだけシンプルに簡単にすることです。そして、私たちの開発するテクノロジーが、脱炭素社会の実現に向け、大きな意味を持つと信じています。 

最後に2つニュースをお知らせします。パーセフォニは今後、ベータ版『パーセフォニ・エッセンシャルズ(無料の招待制プラットフォーム)』、そして、気候管理について手軽に学べるオンライン学習コース『パーセフォニ・アカデミー』のローンチも予定しています。両者とも、2023年のQ1の一般リリースを予定し開発を進めていますので、是非楽しみにお待ちいただければ幸いです。

■パーセフォニ プラットフォームの無料デモセッションはこちらからお申し込みください。

<メディア問い合わせ先>
パーセフォニ・ジャパン広報担当 Email

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