企業の脱炭素化には信頼できるデータの有効活用が鍵

ペルセフォニのCIBアドオンモジュールは、企業、投資、投資対象の炭素パフォーマンスを類似の同業他社と比較して理解することができます。
Ryan Miller
筆者:Ryan Miller
2022年8月8日1 min read
2022年11月22日 11:20更新
2022年8月8日更新: 2022年11月22日 11:201 min read

パーセフォニの”気候変動ベンチマーク”

どのような業務でも、最初にフローを構築するのは大変な作業になりえます。企業の脱炭素化への取り組みも例外ではありません。効果的な脱炭素化業務(サステナビリティ関連業務)のフローの構築には、

  • 多くのステークホルダーの関与

  • 既存の業務の変更・改善のための十分な時間

  • 社内決定権のある取締役レベルへの詳細な分析データの提示

が必要不可欠になります。

上記全て実現する機能を持つのが、パーセフォニの”気候変動ベンチマーク”です。”気候変動ベンチマーク”は、パーセフォニ プラットフォームのデフォルト機能へのアドオンモジュールとしてご利用いただけます。

企業(全ての業種)と投資家が対象ユーザーとなり、各業種・各分野ごとの温室効果ガス排出量の”可視化と比較(ベンチマーク)”を可能にする機能となります。

(プラットフォーム言語は日・英の切り替え可能です)


"気候変動ベンチマーク"の特徴【企業利用の場合】

  1. CDPに情報開示している同業他社の温室効果ガスデータにアクセスでき、それらの企業と自社との比較検討(ベンチマーク)ができます。アクセスできるデータの種類としては、他社の総排出量、開示スコープ種類、カテゴリー別排出量の内訳、カーボンインテンシティ(排出量➗収益)数値、などが含まれています。

  2. 脱炭素化における各業種ごとの”優良企業”表示機能があり、自社との効果的な比較が可能です。

"気候変動ベンチマーク"の特徴【投資家利用の場合】

  1. 上場・非上場企業を問わず、あらゆる企業の排出量を可視化できます。排出量可視化の元データは、CDPに公開されている実数値、または、プラットフォームに実装されたPCAFメソッドを用いた推定値算出データとなります。

  2. 自らの投資ポートフォリオやファンドに帰属する(特定企業の)排出量を可視化できます。特定の企業を選択し、パーセフォニ プラットフォームと連携しているRefinitiv(レフィニティブ社)から必要なデータを自動取得、それを元にPCAFメソッドを用いて帰属排出量を自動算出します。

  3. 特定の投資を行なった場合、ファンドの全体排出量にどのように影響するのかをシュミレーションできます。シュミレーションは、排出量情報と投融資額の入力情報を元に自動で行われます。

  4. 選択した特定の企業の排出量(実際値または推定値)を算出できるだけでなく、その企業の同業他社情報にもアクセスし、比較検討が可能です。

【CDP,Refinitivとのデータ連携】

組織が脱炭素化に取り組み始める際、自社の温室効果ガス排出量の測定(算出)がその後の全てフローの基礎となります。現状把握して初めて、削減目標の策定をすることができるのです。また、排出量の算出業務を軌道に乗せた後に重要になってくるのが、

  • 事業活動の中で脱炭素の鍵を握る場所(業務)の特定

  • 実質的な脱炭素化の成功体験

です。

パーセフォニのプラットフォームはCDPと連携しているため、ユーザーは、106カ国、17セクター、4,700に及ぶ企業のスコープ1、2、3の排出量データにアクセス可能です。さらに、Refinitiv(レフィニティブ社)との連携による、金融データにもアクセス可能なため、パーセフォニのユーザーはありとあらゆる企業の温室効果ガス排出量(実測値・推定値)を素早く算出することができます。

このようなデータソースを駆使することにより、各業界の平均排出値や、脱炭素優良企業情報など、自社の脱炭素化に役立つ様々な有益データをパーセフォニユーザーは利用することができるのです。

【企業ユーザーの目線】

パーセフォニを導入したばかりの企業ユーザーから以下のような質問をよくいただきます。

算出した自社の排出量の”優劣”を見極める基準はありますか?」

そのご質問への回答が”気候変動ベンチマーク”モジュールとなります。”気候変動ベンチマーク”を利用すれば、同業他社との排出量比較が即座に行えるので、例えば、自社の脱炭素化に関わる経営陣も、自信を持って取締役会などに臨むことができるようになります。

「自社の排出量は業界の上位1/4に位置しています」

または

「同業他社に比べて遅れをとっており、今年中に脱炭素の施策を打つ必要があります」

というような、確実なデータに基づいた確固たる意見交換や発信が可能になります。

【金融機関・投資家ユーザーの目線】

脱炭素化における、投資家の最大の関心点は、炭素分析をデューデリジェンスの文脈にいかに組み込むかということです。パーセフォニは、金融機関のユーザーから、次のような声をよく頂きます。

「昨年のポートフォリオの温室効果ガス排出量は算出しました。でも今後は、ポートフォリオ排出量をコントロールすることを考慮に入れて投融資取引を行なっていきたいのです」

”気候変動ベンチマーク”モジュールを利用すれば、金融機関・投資家ユーザーは炭素分析をデューデリジェンス・プロセスに取り入れることができ、すべての取引について投資委員会のレビューが可能になります。

【脱炭素化には比較・分析が大切】

自社の温室効果ガス排出量把握と目標設定という脱炭素フローの最初のステージをクリアした後、パーセフォニ ユーザーは”気候変動ベンチマーク”で次のステージに進むことができます。同業他社や各業界ごとの排出量データを元にした、戦略策定や進捗管理で、脱炭素化をさらに推し進めることができるのです。

脱炭素化を進める企業は、世界経済や市場変化の影響を受けるなど、目標達成が思うように進まないことも多々あるでしょう。一方で、パーセフォニ ユーザーは、プラットフォームの多彩な機能を駆使して、毎年毎年脱炭素化への道を確実に歩んでいけるはずです。”気候変動ベンチマーク”はパーセフォニが自信をもってローンチする最新の脱炭素化支援ツールです。

(プラットフォーム言語は日・英の切り替え可能です)

管理しているの排出量が、組織でもポートフォリオでも、他社の温室効果ガス排出量データにアクセスし比較検討することで、事業戦略・投資戦略の策定をより確信を持って行えるようになります。

”気候変動ベンチマーク”が脱炭素目標達成への効果的なレバレッジとなり、業界の脱炭素リーダー企業となれる道も現実的に見えてくるでしょう。

”気候変動ベンチマーク”のより詳しく解説は以下でご覧ください。
https://www.persefoni.com/product/benchmarking

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パーセフォニは、気候変動管理・会計プラットフォーム(CMAP)のリーディングカンパニーです。当社のSaaS型ソリューションを利用することにより、企業や金融機関は、ステークホルダーや規制当局が求める気候変動に関する情報開示業務を、高い信頼性、透明性、利便性をもって行うことができます。パーセフォニのプラットフォームは、「炭素分野のERP」ともいえます。炭素管理の一元化を実現し、企業は従来の経理業務と同様の厳密さと信頼性をもって、炭素会計・管理業務を進めることができます。

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